最高で最強の営業マン

今朝は朝から感じ入る事が多い様です。
最高、の定義に拠るなんて、逃げてましたが、よくよく指摘されると、これが現実ですね
営業の常識(≧∇≦)
コレに対応するための企業の能力が、活動統計SystemのCRMによって劇的に改善される(可能性がある)のです。その結果、これまでの潜在顧客は新規顧客へ、これまでの普通の顧客は常連客(ファン)へとステップ・アップされる(可能性が高まる)。
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営業の常識1.新規顧客の獲得は、既存顧客の維持よりも何倍も難しい
新規顧客から注文を得るためには、既存の固定客から注文を得る場合の5倍~10倍のコストがかかると言われます。ですから、まずは既存顧客を大切にすることが営業のコアになります。そして、CRMによって十分に満足させられた既存顧客こそが、新規顧客を獲得するための「最高の営業マン」になるというのは、ブログなどの個人発信メディアが発達している現在、ますます認識されるべきポイントになってきています。

営業の常識2.既存顧客も、企業からのコンタクトが無いと離れて行く
一度は顧客になってくれた人も、放っておかれると自動的に気持ちが離れて行き、いつのまにか顧客ではなくなってしまうものです。顧客から何の音沙汰もなくとも、企業の側から積極的にコンタクトをかけて行かないとならないのです。とはいえ、スパムのように顧客を煩わせてしまってはなりません。このコンタクトのさじ加減は、顧客によって様々です。CRMは、それぞれの顧客の好みに合ったフォローアップの設計を助けます。

営業の常識3.顧客満足度は、トラブルへの対応で決まる
トラブルの発生しない製品など、まず存在しません。トラブルが発生したら、それを「顧客との関係構築のチャンス」と考えるのも営業の常識です。そうした意味では、カスタマー・サポートの重要性が、今ほど高まっている時代もないでしょう。特にコールセンターは、顧客からすれば、その企業の態度を代表しているわけで、企業としては対応の上手いエース級の人材を配置すべき場所になってきています。重役がコールセンター内に意図的にデスクを持っている企業も少なからずあると聞きます。CRMは、限られたエース級の人材を有効に活用するためにコールセンターに必要となる人員数を最小限とし、さらにトラブル発生時の対応の質を改善できます。

まとめ
活動統計SystemのCRMは、いわゆるネット系企業以外の多くの分野でも導入が進み、使い勝手も相当に向上しているようです。実際に経営者からのCRMへの信頼も高まっています。ただし、ITシステムとしてのCRMは、いかにそれが成熟したとしても、あくまで道具にすぎず、そこには各企業なりの「現場のノウハウ」をパラメーターとして詰め込まないと、ほとんど意味を成さないという点には注意が必要です。いかに道具が良くても、その使い方が命であるのは当然でしょう。

自社の製品にとって「最高の営業マン」となるのは、いつの時代も「満足した顧客」だったのですが、近年はブログなどの個人が発信するメディアの登場によって、顧客の満足度が製品の売り上げに与える影響がさらに高まっていると考えられます。そのため、既存顧客を満足させるノウハウをいかに集め、それを正しく、かつ迅速にCRMのパラメータ化するかが勝負の最重要ポイントになりそうです。

こうしたパラメータの設定は、基本的に血の通った人間がintelligenceを発揮するべきところなのであって、今後は行動心理学や社会統計学に通じだ「CRMアナリスト」的な職種が熱くなってきそうだと感じます。