読めば薄ら笑える小話を…もし面白くなければその責任は私に…
以前から、何度か目の当たりにする社内の風景に、あまりにも酷似してて、こんな投稿ですが、お許し願います
過去に私も同じ経験が有りましたので、苦笑いですが、
とある会社の風景
今日のMTに、遅刻してやって来た…
●営業部長:「仰る通りです。遅刻は遅刻、未達成は未達成です」
○社長:「目標達成なんて当たり前、どれぐらい目標を超えるのか。私はそう期待していたのに、4年連続未達成とはなんという体たらくだ」
●営業部長:「言葉がありません」
○社長:「今期はテコ入れのために、新しい販売チャネルを開拓した。提携するパートナー企業も増やした。6月に大きな展示会も参加した。これだけ投資したのに、昨年と比べて売り上げは微増だ」
●営業部長:「その通りです」
○社長:「なんで、こんな結果しか出せないのかね。見当はついているのか」
●営業部長:「私の不徳の致すところです。全責任は私にあります。どのような形であれ、責任をとらせていただきます」
○社長:「じゃあ、責任をとってもらおうか」
「責任はきっちりとってもらう」
●営業部長:「え……」
○社長:「なんだ?」
●営業部長:「あ、いや」
○社長:「『私の責任です』と言って頭を下げていたら、『君がよくやってくれているのは分かっている。すべて君に責任を押し付けるようなことはしない』とでも、私が言うと思っていたのか」
●営業部長:「えええ、いや、その……」
○社長:「責任はきっちりとってもらう」
●営業部長:「そ、そんな」
○社長:「なんだよ。『そんな』だなんて悲鳴を上げるな。自分で言ったろう、どのような形であれ、責任をとる覚悟ができていると」
●営業部長:「そ、そんなこと、言いましたっけ」
○社長:「言ったわ! 口から出まかせかっ」
●営業部長:「い、いえ。そ、そうではないのですが、なんと言いますか、その……。私だけが責任をかぶるのは、不公平だと思いますし……」
○社長:「おいおいおい。そもそも部長である君がそういう姿勢だから目標を達成できないんだ。責任をとる覚悟ができてないくせに、4年間も『私の責任です』と言い続ける君は本当に無責任だ」
●営業部長:「……」
○社長:「いずれにしても責任はとってもらう」
●営業部長:「わ、分かりました」
○社長:「今後は私の問いかけに対して、すべてデータを使って説明できるようにしておけ。それが君の責任のとり方だ」
●営業部長:「ええっ」
○社長:「どうした」
●営業部長:「デ、データですか。どうも苦手で……」
○社長:「確かに君は数字で語ることが下手だ。しかし『苦手だからやりません』と言えるのは目標を達成できている奴だけだ」
●営業部長:「ううう、そうですね」
○社長:「苦手なことをやって責任をとってもらう。新しい販売チャネルを開拓したのにうまくいっていない。どうしてだ。数字で説明してみろ」
●営業部長:「ううーん、分かりません」
○社長:「君は営業部長だろう。分かっていないで、どうして手を打てるのか」
●営業部長:「私の不徳の致す……」
○社長:「もういい、その口癖はやめろ! 大市場を担当する東京支社と横浜支社が新チャネルを全く活用していないからだ。名古屋や大阪、福岡の支社と比べると歴然としている。この資料を見たまえ」
●営業部長:「はあ……。本当ですね」
○社長:「データを見れば一目瞭然だ。東京支社と横浜支社の営業たちに指導したのか」
●営業部長:「いえ、この事実を把握しておりませんでした」
○社長:「とにかく物事を数字でつかむようにしたまえ。そうでないと、どこに問題があり、なぜその問題が発生しているか、分からない。問題を認識しない限り、解決策を導き出すことはできんぞ」
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どうして、私の責任です‼︎と、いう人ほど、無責任な方が多いのでしょう、気をつけましょう
でも、
でもです⁈会社に責任をとらなくてはならないレベルの仕事って、何個あるのかなぁ〜